本学附属図書館は、1949年5月の東京藝術大学発足時に、東京美術学校と東京音楽学校の蔵書を統合することで始まりました。それぞれの前身が、明治18年設置の図画取調掛と明治12年設置の音楽取調掛となりますので、資料収集は既に1世紀以上の長い歴史を持っていることになります。
蔵書には岡倉天心が美術学校創設期に欧米から持ち帰った洋書群、江戸の金工家後藤家の文書類、ルネサンスの古刊本などの美術資料、また、音楽教育黎明期の音楽取調掛資料、歌舞伎狂言本などの邦楽書、作曲家の自筆譜、約3万点のSPレコードなどの音楽資料が含まれています。
貴重資料のデジタル化も行っており、江戸時代の刊本や本学創設期の史料などを『東京藝術大学附属図書館デジタルコレクション』(https://jmapps.ne.jp/geidailib/)として公開しています。
*学外の方の利用については附属図書館ホームページ「図書館を使う>学外の方へ」(https://www.lib.geidai.ac.jp/service/visitor/)をご覧ください。
>> 附属図書館ホームページ